水のコラム
トイレのつまりは一晩放置すると直る?直るパターンと直らないパターン!
トイレを長年使用していると、急につまることがあります。
こんな時、どうすればいいのかと悩む方も多いでしょう。
実は、トイレのつまりは一晩放置することで自然に解消するケースも少なくありません。
本記事では、トイレのつまりが一晩放置して直るパターンと直らないパターンについて、詳しく解説します。
また、放置しても直らない場合の対処法についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。
トイレのつまりは放置することで直る場合がある!
トイレのつまりは、放置するだけで自然に解消されることがあります。
特に、トイレットペーパーを多く使ってしまった場合などは、焦らずにそのままにしておくことで直るケースが多いです。
次項で詳しく解説していきますが、トイレットペーパー・水溶性のお掃除シート・排泄物は、時間をかければ流れることがあります。
トイレつまりのトラブルが発生したら、すぐに何かをする前に少し待ってみるのも一つの手段です。
時間が解決してくれることもあるので、焦らずにいればつまりが解消するかもしれません。
放置して直るトイレつまりと直らないつまり
では、実際に放置して解消するトイレのつまりはどのようなケースなのでしょうか。
ここでは、放置して直るトイレつまりと直らないつまりについて詳しく解説します。
直るつまりのパターン
最初に、放置して直るトイレつまりのパターンについて見ていきましょう。
【直るつまりのパターン】
- ●トイレットペーパーがつまった
- ●トイレのお掃除シートがつまった
- ●排泄物がつまった
それぞれ詳しく解説します。
トイレットペーパーがつまった
トイレットペーパーが原因でつまってしまうことはよくあるトラブルです。
このような場合、半日から1日程度そのままにしておくと良いでしょう。
トイレットペーパーは基本的に、水に触れると溶けやすい水溶性の素材で作られています。
時間が経過するにつれて、徐々に水に溶けて流れやすくなり、つまりが自然と解消する可能性があります。
しかし、厚手のトイレットペーパーや一部の海外製トイレットペーパーは、通常のものよりも溶けにくいため注意が必要です。
これらのトイレットペーパーを使用している場合は、つまりが解消されにくく、別の方法を検討する必要があるかもしれません。
トイレのお掃除シートがつまった
トイレ掃除に使用されるお掃除シートも、水溶性の材質で作られています。
そのため、トイレに流してしまった場合でも、半日程度放置することで水に溶けてつまりが解消される可能性があります。
ただし、全てのお掃除シートが水溶性であるとは限らないので、お掃除シートの商品説明欄を確認してから流すようにしましょう。
排泄物がつまった
人間の排泄物は自然に分解されやすい性質を持っています。
そのため、排泄物が原因で発生したトイレのつまりも、時間を置くことで流れやすくなることが多いです。
しかし、排泄物の量が多いときや、トイレットペーパーと一緒に大量に流れ込んでしまったときには、放置しても直らない場合があります。
この場合はラバーカップを使用するなど、ほかの方法で対処するか、専門業者に依頼するようにしましょう。
直らないつまりのパターン
続いて、放置しても直らないトイレつまりのパターンを見ていきましょう。
【直らないつまりのパターン】
- ●ティッシュペーパーがつまった
- ●生理用品がつまった
- ●ペットシートがつまった
- ●小物がつまった
それぞれ詳しく解説していきます。
ティッシュペーパーがつまった
ティッシュペーパーは、トイレットペーパーとは異なり水に溶けにくく、トイレに流すとつまりの原因になります。
そのため、放置していても改善される見込みは少ないです。
ティッシュペーパーがつまった場合は、ラバーカップや洗剤を使用して対処するのが望ましいです。
生理用品がつまった
ナプキンなどの生理用品は非常に吸水性が高く、トイレに流すと膨張してしまいます。
膨張すると排水管がつまってしまい、場合によっては便器の取り外しが必要です。
そのため、生理用品が見える範囲にある場合はゴム手袋をして直接取り除き、見えない場合は直ちに専門業者に連絡しましょう。
ペットシートがつまった
ペットシートも水に溶けず、便器の中で膨張してしまい取り除きにくくなります。
流してしまった場合は、自分で取り除けなければすぐに専門業者に相談することが重要です。
ペットの排泄物も同様に、トイレに流さないよう注意しましょう。
小物がつまった
プラスティックや金属製の小物などをトイレに落としてしまうと、水に溶けずにつまりを引き起こします。
見える範囲にある場合は、長いトングなどで取り除くようにしましょう。
しかし、目に見えない場合やトングで取れない小物を流してしまった場合は、専門の修理業者に相談することが大切です。
放置しても直らない場合の対処法
一定時間放置してもつまりが解消されない場合は、どのような対処法を取れば良いのでしょうか。
ここでは、放置しても直らない場合の対処法について解説します。
自分でできる対処法
自分でできる対処法は主に以下の6つの方法があります。
- ●すっぽん(ラバーカップ)を使う
- ●洗剤を使う
- ●ハンガーを使う
- ●ペットボトルを使う
- ●ラップを使う
- ●お湯を使う
それぞれの対処法について解説します。
すっぽん(ラバーカップ)を使う
すっぽんは、トイレのつまりを解消する最も基本的な方法です。
使い方はシンプルで、つまっている箇所にしっかりと密着させ、強く押し込んでから一気に引きあげます。
この動作を繰り返すことで、つまりを引き起こしている物質を動かし、排水管を通過させることが可能です。
ドラッグストアやホームセンターなどで、約1,000円で購入できるため、放置してもつまりが解消しない場合は試してみましょう。
洗剤を使う
トイレットペーパーや排泄物など、軽度のトイレつまりには中性洗剤が効果的です。
使用前に洗剤が中性かどうかをラベルで確認しましょう。
代表的な中性洗剤には食器用洗剤がありますが、洗濯用にも中性のものがあります。
具体的な使用方法は、便器の水位が高い場合は先に水を減らし、約100ccの中性洗剤を注ぎます。
その後、50℃程度のお湯を加えて20〜30分放置した後、水を流してつまりが解消されたかを確認します。
流す際は少しずつ流すようにしましょう。
ハンガーを使う
ワイヤーハンガーは、トイレに物を落としてつまらせた場合に有効です。
ハンガーを伸ばしてフック状に曲げ、排水口に挿入してつまりの原因を探り出し、引っ掛けて取り出します。
ただし、強引にハンガーを奥まで入れてしまうと便器内を傷つけてしまう恐れがあるため、注意しましょう。
ペットボトルを使う
トイレのつまりを解消するには、空のペットボトルも役立ちます
500mlのペットボトルの底部を切り取り、キャップはしっかり閉めた状態でトイレの排水口に密着させて使用します。
ボトルを強く押し込むことで、ボトル内に圧縮された空気が強い力を生み出し、排水管内のつまりを押し出すことが可能です。
作業を行う際は、便器内の水が跳ねないように、手袋やマスクなどを着用しましょう。
また、ペットボトルを切る際は、怪我をしないように気をつけることが大切です。
ラップを使う
トイレつまりの解消法として、トイレの便器をラップで覆う方法があります。
便器の上をキッチンラップで完全に覆い、空気が入らないようにして便器内に密閉された空間を作ります。
その後、便器の蓋を閉めて上から手で押し下げることで、ラップの下の空気が圧縮されて圧力が生まれ、つまっているものを排水管へ押し出すことが可能です。
ただし、少しでも隙間があると空気が漏れてしまうので、しっかりとラップで覆われていることを確認してから押しましょう。
お湯を使う
お湯を使うことで、トイレットペーパーなどのつまりを解消することが可能です。
お湯には、これらの物質を柔らかくし、分解しやすくする性質があります。
50℃程度のぬるま湯をバケツで貯めてから、数回に分けてトイレにゆっくりと流すことで、つまりを解消することができます。
ただし、熱すぎるお湯は便器に損傷を与える可能性があるため避けましょう。
また、一度にたくさんの量を流しすぎると水が溢れ出る可能性もあるため、必ず分けて流すようにすることが大切です。
業者に依頼する場合
上記の方法で試してもつまりが解消されない場合は、専門業者に依頼しましょう。
ここでは、トイレつまりの修理費用と、業者を選ぶ際のポイントについて解説します。
トイレつまりの修理費用
弊社では、ご訪問し、点検後にお見積りさせていただいております。
お見積内容にご納得いただき、ご署名をいただいて作業を開始いたします。
お問い合わせ、ご訪問では作業料金は発生いたしませんのでお気軽にお問い合わせくださいませ。
作業内容 | 作業料金 |
ボールタップの部品交換 | 3,300円~ |
止水栓からの水漏れ | 2,200円~ |
給水管交換 | 5,500円~ |
タンクレバー交換 | 6,600円~ |
薬品洗浄 | 5,500円~ |
パッキン交換など | 2,200円~ |
ボールタップ交換など | 24,200円~ |
トイレ交換工賃など | 49,500円~ |
*出張費(3,300円)と材料費が別途必要です。
*工賃は症状の程度によって異なります。
業者を選ぶ際のポイント
業者を選ぶ際は、信頼性やサービスの質、実績などを考慮して選ぶことが大切です。
たとえば、口コミやレビューサイト、SNSなどをチェックして信頼できる業者を選びましょう。
また、急なトラブルにも対応できるよう、24時間体制でサービスを提供しているかも確認が必要です。
さらに、修理後の保証やアフターサービスの有無も、業者選びの重要なポイントとなります。
しっかりとした保証があれば、同じトラブルが再発した場合にも安心できます。
弊社は、お電話をいただいてから24時間以内に現地へ訪問いたします!
作業内容・料金などのご了承をいただいてから作業に取りかかるため、高額な費用請求といったご不安なく、修理をお任せいただけます。
トイレがつまることで困るトラブル
トイレがつまっていても「いつかは直るだろう」「放置しておけばなんとかなる」と考えている方も多いでしょう。
しかし、トイレのつまりを直さないでそのままにしておくと、大きなトラブルにつながります。
ここでは、トイレがつまることで困るトラブルについて解説します。
トイレに行くことができない
当たり前の話ですが、トイレがつまっている状態ではトイレが使用できません。
便器内の水位が高く、汚水が溜まっていると誰もが使用を躊躇するでしょう。
トイレができないとストレスにもつながるため、早めに対処することが大切です。
また、一度つまりが解消したかのように見えても、完全には解決しておらず再度同じ問題が発生する可能性があります。
何度もつまりが発生する場合は、専門業者に見てもらいましょう。
便器から水が溢れる
トイレのつまりがさらに悪化すると、便器から水が溢れることがあります。
溢れた水によって床や壁が損傷してしまい、修理や張り替えの費用が必要になる場合もあるでしょう。
マンションやアパートでは、隣室や下階への水漏れにより更なる損害賠償を負う可能性もあります。
このような最悪の事態を防ぐためにも、日頃からトイレの水位に注意して、異常を感じたら速やかに対処することが重要です。
完全につまらせてしまう
つまりを放置しすぎて完全につまってしまうと、状況は悪化の一途を辿ります。
便器内の水がなくなり、排水管からの異臭が立ち込めるケースや、半つまり状態を放置することで完全につまってしまい、業者に修理を依頼するしかなくなるケースもあるでしょう。
まとめ
本記事では、トイレのつまりが一晩放置して直るパターンと直らないパターンについて解説しました。
軽度なつまりは、時間の経過と共に自然に解消する場合がありますが、全てのつまりが放置すれば解消されるわけではありません。
自分で解消できる場合は、すっぽんや洗剤などを使用する方法を試してみてください。
それでも解消しない場合や完全につまってしまった場合は、速やかに専門業者に依頼しましょう。
ぎふ水道職人は、岐阜県内全域でトイレのつまりなどの水回りのトラブルに対応しています。
水道局指定工事店に指定されているため、安心して修理をご依頼していただけます。
また、水回りトラブルの緊急対応の会社として、さまざまな水のトラブルを解決した実績もございます。
無料相談や見積もりも承っているため、水まわりのことで困った際にはぎふ水道職人までお気軽にお問い合わせください。
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