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水のコラム

キッチンの排水口が掃除できない理由は?安全な洗浄方法も解説【水道職人:公式】

2026年06月18日 2026年06月18日 キッチン


ご自宅のキッチンで洗い物をしているとき、排水口から漂う嫌なニオイやドロドロの汚れから目を背けてしまいたくなることもあるのではないでしょうか。
とくに気温が上がる時期は、少し掃除の間隔が空いただけであっという間に雑菌が繁殖して、ヌメリやニオイが発生しやすくなります。
 
また、排水口は構造が複雑で奥も見えにくく、一度ひどく汚れてしまうとどこから手をつければよいのか分からず、ますます掃除できない状態に陥ることもあるでしょう。
 
本記事では、キッチン排水口の汚れの正体や、できるだけ直接触れる範囲を抑えながら掃除する方法を解説します。
 

排水口の掃除を避けてしまう理由


排水口の掃除が敬遠される理由は、そこにある汚れが複数の物質の複雑な塊になっているからです。
ここでは、あの不快なヌメリがどのようにして生まれるのか、そしてそれを見て見ぬふりをした場合に、どのような被害が起こるのかを解説します。
 

ヌメリや悪臭を発生させる原因物質

キッチンの排水口に蓄積する汚れは、お風呂や洗面所とは異なる特有の性質を持っています。
 

原因物質 特徴と発生の要因
調理油や肉の脂 冷えると固まりやすく、排水トラップや排水管の内側に付着しやすい
食材のカス 細かい野菜の切れ端やデンプン質がゴミ受けに溜まり、雑菌が繁殖しやすくなり、腐敗やニオイの原因になる
食器用洗剤の残り 洗剤成分や油分、ミネラル分が混ざり、ヌメリや汚れとして残ることがある

 

汚れを見て見ぬふりをした結果

先述の汚れを放置し続けると、排水口のパーツを塞ぐだけでなく、見えない床下の排水管にまで油の塊が堆積していきます。
最終的には水の通り道が狭くなり、シンクに水が溜まったり、排水不良が起きたり、床材に影響が出る恐れがあります。
 
さらに、腐敗臭につられてチョウバエなどの害虫が室内に発生する原因にもなるため、早急な対策が必要です。
 
関連記事:キッチンの排水溝に物を落としたときに試したい5つの方法をご紹介
 

手を汚さずにドロドロ汚れを洗浄する方法


すでにドロドロ汚れが溜まった排水口には、無理にブラシでこするよりも、塩素系漂白剤の力を活用したつけ置き洗いが効果的です。
ただし、排水口の汚れの程度によっては効果を発揮しないこともあるため、その場合は水道修理業者に相談することもご検討ください。
 
ここでは、直接触れる面積を抑えつつ、汚れを溶かして落とす作業手順を紹介します。
 

必要な道具と材料

作業を始める前に、以下のアイテムをご準備ください。
 

  • 塩素系漂白剤(泡タイプまたは液体タイプ)
  • 厚手のビニール袋
  • ゴム手袋
  • 輪ゴムまたはヘアゴム

 

塩素系漂白剤を活用したつけ置きの手順

強力な洗剤を使用するため、必ずキッチンの換気扇を回したり、窓を開けたりしてから作業を進めてください。
 

  1. ゴム手袋を着用し、排水口のフタ、ゴミ受けカゴ、椀(ワン)トラップを順番に取り外す
  2. ビニール袋を二重にしてシンク内に広げ、その中に取り外したすべての部品を入れる
  3. 部品全体がしっかりと覆われるように、塩素系漂白剤をたっぷりと吹きかける※
  4. 製品表示の時間放置する
  5. 見える範囲の排水口まわりにも、洗剤を吹きかけておく
  6. 時間が経過したら袋を開けて、たっぷりの流水で部品とシンク内の洗剤を洗い流す
  7. 取り外したときと逆の順番で、部品を元の位置に戻して完了

 
※液体タイプを使用する場合は、製品表示の使用量・希釈方法に従ってください。
 

頑固なつまりを予防する日々のちょっとした工夫

排水口を清潔に保つためには、日々の調理や片付けの際に、少しの工夫を取り入れることがポイントです。
ここでは、簡単に実践できる予防策を紹介します。
 

アルミホイルでヌメリを軽減

排水口のゴミ受けに、ピンポン玉ほどの大きさに丸めたアルミホイルを3~4つほど入れておくと、ヌメリの発生が軽減できると言われています。
 
ただし、アルミホイルを入れっぱなしにしていると効果がなくなるため、定期的に交換するようにしてください。
 

油汚れは拭き取ってから洗う

油汚れが付着した食器やフライパンなどは、洗う前にキッチンペーパーなどで油汚れを拭き取りましょう。
このひと手間をかけることで、排水口に流れる油汚れが減り、排水口のつまり予防につながります。
 

キッチン排水口のお手入れに関するQ&A


排水口の掃除に関して、お客様からよくいただく疑問にお答えします。
 

Q1.熱湯を直接一気に流し込んでも問題ありませんか?

キッチンの排水管には塩化ビニルという素材が使用されているため、熱湯を流し込むことは絶対に避けてください。
塩化ビニルは60℃以上の熱で変形する性質があり、熱湯によって排水管が曲がったり、亀裂が入ったりして水漏れ事故を引き起こす原因となります。
油を溶かす目的でお湯を使用する場合は、必ず50℃以下のお湯を使用するようにしてください。
 
なお、排水管の種類や状態によっては、60℃以下の高温のお湯で変形や劣化につながる恐れもあるため注意が必要です。
 
関連記事:キッチンの水漏れはどこから起きる?原因と予防方法について解説
 

Q2.パイプクリーナーはどれくらいの頻度で使用すべきですか?

製品表示に従い、汚れやニオイが気になるタイミングで使用しましょう。
完全につまってから慌てて大量に使用するのではなく、水の流れが少し悪くなったと感じた段階や、ニオイが気になり始めたときの予防的措置として活用すると、効果を発揮しやすいでしょう。
 

Q3.掃除をしても奥から下水のような悪臭が上がってくるのはなぜですか?

各部品をきれいに洗ってもニオイが消えない場合は、排水トラップの椀トラップが正しく取り付けられていない可能性があります。
椀トラップが少しでもズレていると、下水管からの空気が直接キッチンに上がってきてしまいます。
 
まずは、椀トラップがしっかりと取り付けられているかを確認してください。
椀トラップの取り付けに問題がないのに下水のようなニオイがする場合は、排水管でトラブルが起こっている可能性があるため、水道修理業者に相談しましょう。
 

清潔なキッチンを取り戻して快適な調理時間を


キッチンの排水口は、ご家庭の衛生環境を左右するデリケートな場所です。
汚れに触れるのが嫌で掃除できないと放置してしまうと、汚れが蓄積し、衛生環境が悪化してしまいます。
 
また、すでに長年の油汚れが蓄積して水が全く流れない場合や、排水管の奥から異音がする場合は、市販の洗剤では対応が難しいことがあります。
少しでもご自宅の水まわりに不安を感じたり、自力での解決が難しいと感じたりした場合は、無理をせずに「ぎふ水道職人」までお気軽にご連絡ください。
水まわりのプロフェッショナルとして、豊富な専門知識と確かな技術で、安心で快適なキッチン空間を取り戻すお手伝いをいたします。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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