水のコラム
水道代が高い原因とは?主な原因と修理のポイントを解説

水道代が急に高くなった場合、水の使用量が増えた、水道料金や下水料金が改定された、水漏れが起こっているなどの原因が考えられます。生活スタイルに大きな変化がないにもかかわらず請求額が上がっている場合は、見えない場所で水漏れしているかもしれません。
水道代を抑えるには、日常的な水の使用方法を見直すだけでなく、水道メーターや止水栓を確認し、水漏れの有無を調べることが大切です。
この記事では、水道代が高くなる原因や対処法、水漏れしている箇所を修理する方法についてご紹介します。
水道代が高くなる原因
水道代が高いと感じた時は、まず「水の使用量が増えていないか」「地域の水道料金が変わっていないか」「水漏れが起きていないか」を順番に確認します。原因によって必要な対処法が異なるため、請求額だけで判断しないことが大切です。
検針票や使用水量のお知らせを見て、前回・前年同月と比べてどの程度増えているか確認してみてください。使用水量が大きく増えている場合は、水漏れを確認しましょう。
水の使用量が増えた
水道代が高くなる原因として多いのは、水の使用量が増えたケースです。家族が増えた、在宅時間が長くなった、入浴回数や洗濯回数が増えた、庭の水やりや洗車を行ったなど、日常生活の変化によって使用水量は増えます。
特にお風呂は使用水量が多くなりやすい場所です。浴槽にお湯を張る回数が増えたり、シャワーを長く流したりすると、水道代だけでなくガス代や電気代にも影響します。また、夏場はシャワーや洗濯、庭の水やりが増えやすく、冬場はお湯を使用する機会が増える傾向があります。
まずは請求月の生活状況を振り返り、使用量が増える心当たりがないか確認しましょう。
住んでいる地域の水道代が高くなった
水道代は地域によって異なるため、自治体の料金改定によって高くなっているかもしれません。水道料金だけでなく、下水道使用料の改定も請求額に影響します。
たとえば岐阜市では、令和7年4月に水道料金が改定されました。家事用で1ヶ月20立方メートル使用した場合、改定前は2,579円でしたが、改定後には2,860円に値上がりしています。
水道代が高くなったと感じる場合は、自治体の公式ホームページや検針票を確認してみてください。料金改定があった場合、使用量が同じでも請求額が上がることがあります。
水漏れが起こっている
生活スタイルに変化がないのに水道代が高くなった場合は、水漏れが起こっている可能性があります。蛇口やトイレから少しずつ水が流れ続けている場合でも、長時間続くと使用水量が大きく増えてしまうでしょう。
水漏れの有無は、水道メーターのパイロットで確認できます。家中の蛇口をすべて閉めた状態で水道メーターを見て、パイロットが動いている場合は、どこかで水が流れている可能性があります。
確認の流れは以下の通りです。
- 手順① 家中の蛇口をすべて閉める
- 手順② トイレや洗濯機など、水を使用している設備がないか確認する
- 手順③ 水道メーターの蓋を開ける
- 手順④ パイロットが動いているか確認する
- 手順⑤ 動いている場合は水漏れの可能性を考える
パイロットが動いている場合は、早めに水漏れ箇所を確認してください。見える範囲で原因が分からない場合は、水道修理業者への相談が必要になります。
水道代を抑える方法
水道代を抑えるには、日常的に水を使用する場所を見直すようにしましょう。お風呂、洗濯、キッチン、歯磨き、洗車など、毎日の小さな積み重ねが請求額に影響します。
ここからは、水道代を抑える方法について解説します。
お風呂で使用するお湯の量を減らす
お風呂は家庭の中でも水を多く使用する場所です。浴槽にお湯を張る量を少し減らす、シャワーを出しっぱなしにしない、家族が間隔をあけずに入浴するなどの工夫で使用水量を抑えやすくなります。シャワーを使用する時は、髪や体を洗っている間にこまめに止めてみてください。
なお、節水シャワーヘッドへの取り替えも、水量を見直す方法の一つです。
残り湯を再利用する
浴槽の残り湯は、洗濯の洗い工程や庭の水やりなどに再利用できます。新しく水を汲む量を減らせるため、水道代の節約につながります。
ただし、入浴剤を使用した残り湯や、長時間放置した残り湯は洗濯物に影響するかもしれません。洗濯機や入浴剤の表示を確認し、すすぎには水道水を使用するとよいでしょう。
洗濯物をまとめて洗う
洗濯機の容量に合わせて、洗濯物をまとめて洗うようにし、節水につなげましょう。少量の洗濯物を何度も洗うと、その分だけ水の使用量が増えます。ただし、詰め込みすぎると汚れが落ちにくくなり、すすぎ直しが必要になる場合があります。
洗濯機の容量や洗濯コースを確認し、適量で洗うことが大切になります。
食器をまとめて洗う
食器を1枚ずつ洗うたびに水を流すと、使用水量が増えます。洗う食器をまとめ、洗剤で洗う時間とすすぐ時間を分けると、水を流す時間を短くしやすくなります。
なお、食器をためて洗う場合は、洗い桶を活用してみてください。すすぎの際は水を強く出しすぎず、必要な水量に調整しましょう。
食器の油分を紙で拭き取る
食器やフライパンに付いた油分をそのまま流すと、洗う際に多くの水や洗剤が必要になります。
その際、洗う前にキッチンペーパーなどで油分を拭き取ると、すすぎに必要な水を減らしやすくなります。
油汚れは排水口や排水管のつまりの原因にもなるでしょう。油汚れを事前に拭き取れば、排水口への負担を抑えられるため、台所のつまり予防にもつながります。
歯磨きの際にコップを使う
歯磨きの際にはコップに水を汲む方法に変えるだけで、無駄な水の使用を抑えられます。歯磨きの間に水を流しっぱなしにすると、少量に見えても毎日積み重なるとかなりの量になるでしょう。家族全員で習慣化すると、1ヶ月単位で使用水量の差が出やすくなります。
なお、洗面台周りにコップを置いておくと、習慣化しやすいでしょう。
洗車はバケツで行う
ホースで水を流しながら洗車すると、使用水量が多くなります。バケツに水を汲み、必要な分だけ使用する方法にして節水するようにしましょう。
汚れが強い部分だけ先に水で濡らし、スポンジで洗ったあとにまとめてすすぐと、水の使用量を抑えやすくなります。
なお、ホースを使用する場合は、止水機能付きのノズルを使用してみてください。
水漏れを修理する
節水を意識しても水道代が下がらない場合は、水漏れの有無を確認しましょう。蛇口のポタポタ漏れやトイレタンク内の水漏れは、少量に見えても長時間続くと請求額に影響します。
次項では、水漏れしている箇所を調べる方法を詳しく紹介します。
水漏れしている箇所を確認する方法
水漏れ箇所が分からない場合は、水道メーターのパイロットと各場所の止水栓を確認します。トイレ、キッチン、お風呂、洗面所などの止水栓を1か所ずつ閉め、その都度パイロットの動きを確認することで、水漏れしている可能性がある場所を絞り込めます。
確認の流れは以下の通りです。
- 手順① 家中の蛇口を閉める
- 手順② 水道メーターのパイロットが動いているか確認する
- 手順③ トイレやキッチンなどの止水栓を1か所ずつ閉める
- 手順④ 止水栓を閉めるたびにパイロットの動きを確認する
- 手順⑤ パイロットが止まった場所の先で水漏れしている可能性を考える
止水栓を閉める際は、無理に力を入れないでください。古い止水栓は固着していることがあり、強く回すと破損や水漏れの悪化につながるおそれがあります。
場所別の水漏れを自身で修理する方法
水漏れを自身で修理できるのは、パッキン交換やナットの締め直しなど、軽微な範囲に限られます。配管のひび、床下、壁の中の配管、温水洗浄便座の内部などは、無理に触らないでください。
ここでは、場所別に確認しやすい箇所と、応急処置の方法を紹介します。
トイレ
トイレで水漏れが起きやすいのは、タンク内、給水管、止水栓、便器と床の接合部分です。便器内に水が流れ続けている場合は、タンク内のボールタップやフロートバルブの不具合が考えられます。
まず止水栓を閉め、タンク内の水位や部品の状態を確認しましょう。フロートバルブの鎖が絡んでいる、ゴム部品がずれている程度であれば、取扱説明書に従って調整できる場合があります。
ただし、トイレタンクには内蓋があり、タイプによって取り外せるものと取り外せないものがあります。無理に開けると部品の破損や水漏れにつながるため、分からない場合は水道修理業者へ相談してください。
お風呂
風呂で水漏れが起きやすいのは、蛇口周り、シャワーホース、シャワーヘッド、浴槽の排水栓、排水口周りです。
蛇口の根元やハンドル周りから水がにじむ場合は、パッキンやカートリッジの劣化が考えられます。シャワーヘッドとホースの接続部から水が漏れる場合は、接続部を閉め直す、パッキンを交換することで改善する場合があります。ナットを締める際は、強く締めすぎると部品を傷めるおそれがあるため注意しましょう。
なお、浴槽下や壁の中は、自身で確認しにくい箇所です。水漏れの場所が特定できない場合は、使用を控えましょう。
洗面所
洗面所では、蛇口、洗面ボウル下の給水管、排水管、シャワーホース付き水栓のホース部分から水漏れすることがあります。洗面台下の収納が濡れている場合は、給水管や排水管の接続部を確認しましょう。
ナットの緩みであれば、少しずつ締め直すことで改善する場合があります。パッキンの劣化が見られる場合は、同じ規格の部品へ交換します。
ただし、排水管にひびがある、洗面ボウルにひびがある、床まで水が広がっている場合は、部品交換だけでは解決しないかもしれません。収納内の荷物を移動させて、早めに点検を依頼してみてください。
キッチン
キッチンでは、蛇口周り、シンク下の給水管、排水管、排水ホース、排水口周りから水漏れすることがあります。
シンク下が濡れている場合は、どのタイミングで水が漏れるか確認してください。蛇口を使用した時だけ水が出る場合は給水側、排水時に水が出る場合は排水側に原因がある可能性があります。排水ホースの接続部が緩んでいる場合は、位置を確認して正しく取り付けます。
なお、油汚れや食べカスによるつまりがあると、排水時に水が逆流するかもしれません。排水口やごみ受けを掃除しても改善しない場合は、排水管の奥に原因がある可能性があります。
水漏れを修理する際のポイント
水漏れを修理する際は、慌てて作業を始めず、止水栓を閉めて水の流れを止めてください。そのうえで、必要な道具や交換部品を準備し、無理のない範囲で対応しましょう。
原因が分からないまま分解すると、元に戻せなくなったり、水漏れが悪化したりする場合があります。
必要な道具を用意する
軽微な水漏れ修理では、マイナスドライバー、モンキーレンチ、ウォーターポンププライヤー、タオル、バケツ、ゴム手袋などを用意しましょう。
止水栓の操作には、マイナスドライバーが必要になる場合があります。ナットを締める作業では、締めすぎに注意してください。強く締めるとパッキンや部品が変形し、かえって水漏れが悪化することがあります。
交換用部品を用意する
パッキンやカートリッジ、フロートバルブなどを交換する場合は、現在の部品と同じ規格のものを用意します。サイズや形状が合わない部品を取り付けると、水漏れが止まらないだけでなく、部品を傷める可能性があります。
正しい部品を取り付けるために、部品を購入する前にはメーカー名や型番を確認してください。取扱説明書がない場合は、写真を撮って店舗で確認するか、水道修理業者へ相談するとよいでしょう。
自身で修理するのが難しい場合は水道修理業者へ依頼する
水漏れ箇所が分からない、止水栓が固くて閉められない、配管にひびがある、床や壁の中から水が出ている場合は、水道修理業者へ依頼してください。
無理に修理すると、部品の破損や水漏れの悪化につながるおそれがあります。
また、集合住宅では水漏れが階下へ広がる場合があります。被害が大きくなる前に管理会社へ連絡し、水道修理業者の手配について確認しましょう。
水道修理業者へ依頼した際にかかる費用の目安
水漏れ修理の作業費は、修理箇所や部品交換の有無、作業内容によって変わります。ぎふ水道職人の作業料金の目安は、トイレ水漏れの低度作業としてパッキン交換などが2,200円~、中度作業としてボールタップ交換などが22,000円~、キッチン・お風呂・洗面所の水漏れでは低度作業のパッキン交換などが2,200円~です。出張費は1回3,300円が目安です(令和8年5月時点)。
なお、給水管からの水漏れ調査などは、その他給水の水漏れ料金として、低度作業8,800円~、中度作業22,000円~が目安として掲載されています(令和8年5月時点)。実際の金額は、修理箇所の状況や設備環境によって変動し、現地確認後のお見積もりで確定します。
詳しくは料金一覧ページをご確認ください。
料金一覧
水道修理業者を選ぶポイント
水道修理業者を選ぶ際は、料金だけでなく、指定工事店かどうか、見積もりは明瞭かなどを確認することが大切です。
水漏れは放置すると被害が広がるため、修理の迅速さも重要ですが、作業内容に納得してから依頼しましょう。
水道局指定工事店かどうかを確認する
水道局指定工事店は、自治体から指定を受けた工事店です。給水装置に関わる工事では、一定の基準を満たした水道修理業者かどうかが判断材料になります。水漏れの原因が給水管や止水栓、屋外配管にある場合、指定工事店へ相談すると対応範囲を確認しやすくなります。
依頼前に必ず、公式ホームページで指定の有無を確認してみてください。
複数の水道修理業者に見積もりを依頼する
急ぎの水漏れでなければ、複数の水道修理業者に見積もりを依頼する方法もあります。作業内容や料金の内訳を比較すると、納得して依頼しやすくなります。
見積もりを見る際は、基本料金、作業費、部品代、出張費、キャンセル料の有無を確認しましょう。なお、金額だけでなく、どの作業が含まれるのか説明を受けることが大切になります。
口コミを確認する
口コミは、水道修理業者の対応や説明の分かりやすさを知る参考になります。
ただし、口コミだけで判断せず、公式ホームページに掲載されている会社情報、料金、対応エリア、施工実績もあわせて確認しましょう。公式ホームページと口コミの両方を確認することで、依頼前の不安を減らしやすくなります。
問い合わせ時の対応も、判断材料の一つになります。
水回りの修理ならぎふ水道職人にお任せ
水道代が高くなる原因には、水の使用量の増加、地域の料金改定、水漏れなどがあります。生活スタイルに変化がないのに請求額が上がった場合は、水道メーターのパイロットを確認し、水漏れの有無を調べてみてください。
水漏れが疑われる場合は、トイレ、キッチン、お風呂、洗面所などの止水栓を1か所ずつ閉め、パイロットの動きを確認すると、原因箇所を絞り込みやすくなります。ただし、止水栓が固い場合や、床下・壁の中の配管から水漏れしている場合は、自身で無理に修理しないようにしましょう。
ぎふ水道職人では、トイレ、キッチン、お風呂、洗面所などの水漏れやつまりに関するご相談を受け付けています。水道代の急な上昇や水漏れでお困りの際は、ぎふ水道職人へお問い合わせください。365日24時間、いつでもお問い合わせを受け付けております。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
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