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水のコラム

水を流すと音がするのはトラブルの前兆?原因と修理費用について解説

2023年09月28日 水のトラブル

水を流した時にいつもとは違う大きな音が聞こえたり振動が感じられたりする場合は、もしかすると大きなトラブルの前兆かもしれません。

放置していると深刻な水漏れや騒音で近隣住民とトラブルになってしまう可能性もあります。

この記事では、水を流すと音がする原因についてご紹介いたします。

水を流した時に大きな音を出さないようにするための修理費用やメンテナンス方法もご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

水を流すと音がする原因

「水を流した後に、普段聞き慣れない音がする。」

「排水口から音が長く聞こえる。」

という場合は、以下の原因が考えられます。

 

  • ●配管の故障
  • ●ウォーターハンマー現象
  • ●大量の水が流れている
  • ●周辺がダブルトラップという状態である
  • ●排水管が汚れている

 

配管の故障

まず配管の接続が甘い、劣化といったことが原因で、おかしな音がしていると考えられます。

特にリフォームしたてや新築であるというのに、排水口からずっと変な音が聞こえる場合は、配管の故障を疑った方が良いでしょう。

また個人で修理やDIYなどを行った場合も、確認などが不十分であったために不備が出ている可能性があります。

配管の接続部分のナットや排水の経路などを今一度確認してみてください。

 

ウォーターハンマー現象

ウォーターハンマー現象は、急に水道を開けたり閉めたりすることで配管を移動する水に圧力がかかり、管壁に勢いのある水がぶつかって、配管から大きな振動と音が聞こえる現象です。

普段の生活で洗面所などを普通に使用していても起こることがあり、特に洗濯機などの水を給水する家電に水を送る時などに起こることがあります。

比較的大きな音がするため、配管内で何かが起こっているかもしれない、とすぐに疑うことができるでしょう。

 

大量の水が流れている

ゲリラ豪雨や台風などの時に、大量の水が一気に下水に流れているせいで排水が追いつかなくなることがあります。

地域によっては頻繁に発生することもありますが、大雨が降っている時にだけ音がするのであれば、さほど心配する必要はありません。

排水口から水がせり上がってくる、という場合は、排水口の入り口を塞ぐようにして逆流を防ぐと良いでしょう。

 

周辺がダブルトラップという状態である

リフォームなどで水回りの配管を変更した際に、ダブルトラップという状態になってしまい、異音を引き起こしていることがあります。

排水トラップとは、下水の嫌な臭いや害虫などを防ぐために、配管の途中にわざと水が溜まるようにして、水のフタをした仕組みのことです。

リフォームのために配管を増やす、誤って仕組みを複数作ってしまうなどといったことが原因で、本来通るはずの空気が閉じ込められ、変な音が聞こえるようになります。

これをダブルトラップといい、異音だけでなく排水管が詰まる原因にもなります。

また排水がうまくできていない可能性もあるため、業者に配管を見てもらうのがおすすめです。

 

排水管が汚れている

排水管の中が油やゴミによって狭まり、音が発生する原因になっている可能性があります。

古い排水管の場合は特に汚れが管内にこびりついていることもあり、水が流れるのが遅かったり、ずっと変な音が聞こえてきたりするということもあるため、古いお家では、一度メンテナンスを行っておくのがおすすめです。

 

「水を流すと音がする」を放置するのは危険?

水を流した際におかしな音がするにも関わらず放っておくことは、大変危険です。

大した被害はないと思っていても、後で甚大な被害に発展してしまうかもしれません。

 

大きな異音がした場合はすぐに業者に相談する

普段では聞かないような大きな音がした時は、すぐに専門の業者に相談するようにしましょう。

ひどい水漏れを起こしていることも考えられるため、高額な請求がきたり、ご近所の方々に被害が迷惑をかけてしまったりする恐れがあります。

特に以下のような音が聞こえた場合は、早急に業者の方に見てもらうようにしましょう。

 

  • ●「ドン」や「ガン」と大きな音がした場合
  • ●「シュー」と音がしている場合

 

「ドン」や「ガン」と大きな音がした場合

「ドン」や「ガン」といった大きな音がする場合、ウォーターハンマー現象が起きている可能性があります。

この現象は常に配管自体に大きなダメージを与えている状態であるため、いつ配管が損傷し、水漏れを起こしてもおかしくありません。

また給湯器や家電にも影響を与えることが考えられます。

配管から伝わる振動と音により、センサーやボタンの類が誤作動を引き起こすことがあるためです。

給湯器は個人で修理をすることが大変難しく、専門の業者を呼ぶ必要があります。

このように他の機器にまでダメージを与えると手痛い出費となりかねません。

 

「シュー」と音が聞こえる場合

空気や細い水が漏れているような音が聞こえる時は、配管にひびなどが入り、水が漏れてしまっているかもしれません。

状態次第では日常生活で気にならないほど控えめで小さい音であり、気づきにくい方も多いでしょう。

しかし、余分な水道代を払ったり、大きな水漏れに繋がったりする可能性があります。

今後のトラブルを回避するためにも水を流した時に「シュー」と音が聞こえてきたら、配管をメンテナンスしたほうが良いでしょう。

 

「キーン」という耳鳴りのような音がする場合

水を流すと「キーン」と耳鳴りのような不快な音がする場合、蛇口内部の部品に不具合が起きている恐れがあります。

特にお湯と水の混合水栓で使用されている逆止弁と呼ばれる部品が劣化、または故障している時に起こることが多く、給湯器へ水が流れてしまっていることもあります。

給湯器の故障の原因にもなりますので、このような音が聞こえた場合、速やかに業者に連絡するようにしましょう。

 

問題ない場所もある

お風呂やキッチンなど、大量の水を流す場所で起きる音は、あまり心配する必要がありません。

しかし、水が流れる音以外に嫌な音がする場合やサイホン現象が疑われる場合には、専門の業者に依頼するようにしましょう。

 

ウォーターハンマー現象の修理費用

配管に大きなダメージを与えてしまうウォーターハンマー現象は、振動と音がかなり響くため、ご近所の方々の迷惑になりかねません。

迅速な修理を行うためにも修理費用と対処法について、ご紹介いたします。

 

ウォーターハンマー現象の修理費用は30,000円程度

ウォーターハンマー現象を業者に依頼した際の修理費用は、配管の状況によって変動します。

根本の修理とはいきませんが、抑止として水撃防止装置を設置する際の費用は、30,000円程度が相場となっています。

 

ウォーターハンマー現象の対処法は

対処法として、主に以下の方法が取られます。

 

  • ●止水栓で水量を調節する
  • ●水撃防止装置を設置する

 

止水栓で水量を調節する

止水栓を開閉することで、特定の場所で使用する水の量を調整することが可能です。

ウォーターハンマー現象は、配管を移動している水が急に止められることでかかる圧力が原因となっているため、水量を減らすことで水にかかる圧力を弱くすることができます。

これにより管壁にぶつかる水の音や配管の揺れを小さくする方法です。

ただし、止水栓がない配管でウォーターハンマー現象が起きている場合は元栓から水量を調整する必要があります。

元栓は家全体の水量を調整するため、水量を減らしたくない場所がある時は別の方法を取らなくてはいけません。

 

水撃防止装置を設置する

水撃防止装置とは、配管内の水の勢いを減らす装置のことです。

特殊な樹脂などで作られている緩衝体で、主に配管の接続部分に取り付けます。

この緩衝体によって急な水の移動でかかる圧力を減らして音と揺れを抑えるのです。

問題の配管や蛇口付近に装置を取り付けると、音や振動を的確に抑えることができるため、大変有効な方法であるといえるでしょう。

 

ウォーターハンマー現象以外の修理にかかる費用

ウォーターハンマー現象以外の修理を業者に依頼した場合、おおよその費用は以下の通りです。

あくまで目安であるため、状況次第によってはさらに費用が高くなることもあります。

 

  • ●つまりの除去:軽度の場合は約10,000円

重度の場合は約50,000円~

  • ●水漏れ修理:パッキン交換などで修理可能な場合は約5,000円

混合水栓などの交換が必要な場合は約15,000円~約20,000円

ボールタップ交換や給湯一部補修などが必要な場合は約25,000円~

トイレ交換が必要な場合は約50,000円~

 

業者に依頼するのがおすすめ

昨今は動画などで簡単に知識を習得できるため、自分で修理をしてみようと思う方も多いでしょう。

しかし、いざ調べてみると意外なところが原因であったり、自分では到底直せない場所に原因があったりすることもあります。

自分で無理やり直そうとするとかえってひどい状況になる場合もあるため、プロに修理を依頼するのがおすすめです。

 

水を流すと音がする時の対処法

水を流すと音がする場合は、以下の4つの方法で対処することが可能です。

 

  • ●原因を特定する
  • ●定期的な掃除を心がける
  • ●熱湯を流さない
  • ●水道業者に点検を依頼する

 

原因を特定する

まずは原因を特定しましょう。

どのような音がするのか、音の大きさはどうか、どこで聞こえるかといったことを確認するのが重要です。

業者に依頼する際に、場所や原因などをあらかじめ伝えておくと作業がスムーズに進みやすくなります。

 

定期的な掃除を心がける

排水管から異音が聞こえる原因の一つとして、ゴミやカスなどがつまっていることがあります。

そのため、定期的な掃除を行うことで排水管からおかしな音がするのを防ぐことができるでしょう。

 

キッチン

食事のカスや油などが排水口へ流れると、排水管に付着してつまりの原因になったり、排水を悪くしてしまったりする可能性があります。

生ゴミが入らないようネットなどで予防し、油はあぶらとり紙に吸わせるなどして、なるべく排水口へゴミを流さないようにしましょう。

 

トイレ

トイレから異音が聞こえるケースの多くは、トイレットペーパーなどによるつまりが原因です。

軽いつまりである場合はラバーカップやワイヤーブラシ、薬剤などでつまりを解消できます。

トイレがつまりやすい方は、こまめに掃除を行うようにしましょう。

 

洗面所

洗面所の排水管は他の水回りの配管よりも細いことが多く、ピアスなどの小さなものでつまってしまい、それが異音の原因となることもあります。

またリフォームやDIYなどでダブルトラップになってしまうこともあり、掃除をしても異音がするという時は業者に配管を見てもらうのが良いでしょう。

 

お風呂

お風呂は髪の毛や石鹸カスなどによって配管に汚れが付着しやすく、配管がつまって異音やつまりが起きやすくなっています。

月に一回程度、排水管に石鹸カスなどを溶かすクエン酸や塩酸系の薬剤などを使用し、排水管にこびりついた汚れを落とすようにするのがおすすめです。

 

熱湯を流さない

キッチンの流しなどでついやってしまうのが、熱湯をそのまま排水に流すことです。

沸騰したてのお湯を流すと、配管を歪ませる原因になることもあります。

配管が歪むと水漏れが起きたり、配管の損傷に繋がったりするため、なるべくお湯はある程度冷ましてから流すようにしましょう。

 

水道業者に点検を依頼する

水回りから異音が聞こえる場合は、自分で判断せずになるべくプロの方に依頼するようにしましょう。

自己判断では、後々に大きなトラブルになる可能性もあります。

特に古いお家に住まわれている方は、定期的に水道業者に配管の状況を確認してもらいましょう。

配管のメンテナンスをすることで、突然の大きな出費を防ぐことができます。

 

まとめ

ここまで水を流すと音がする時の原因と対処法についてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。

水を流して聞き慣れない音がする時は、大きなトラブルの前兆である時もあるため、早急に業者に依頼し、問題を解決するようにしてください。

また定期的な掃除を行うことで、音を予防することが可能です。

水漏れや近隣トラブルに発展してしまうと、修理費用以上の費用がかかる場合もあります。

水回りから原因不明の音が聞こえてきた際は、決して放置せずに、一度業者に見てもらうようにしましょう。

岐阜で水道の異音について悩まれている方は、水道局が指定している専門業者の「ぎふ水道職人」にご相談ください。

水道局指定の業者であるため、余計な部品購入を促したり、高額な作業費の請求を行ったりするかもしれないと心配する必要がありません。

出張なども行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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