台所（キッチン）の排水溝が臭いときの消臭方法について -ぎふ水道職人 -岐阜県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

台所（キッチン）の排水溝が臭いときの消臭方法について

2021年06月08日キッチンのメンテナンス

台所（キッチン）は食べ物を洗ったり、調理に使った器具や皿などを洗ったりするので、どうしても食品カスが貯まりやすく、油汚れも残りやすい部分です。毎日キレイにしているつもりでも臭いがひどいなら、それは排水溝からの臭いの可能性が高いです。今回はキッチンの排水溝が臭いときの消臭方法について紹介していきます。

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1 キッチンの排水溝が臭い原因は食品カスや油の腐敗が原因

2 掃除をしても臭うなら排水管トラブルかも？

3 排水溝の汚れか排水管トラブルのどちらなのか

4 排水溝の臭いが気になるなら日ごろからのケアが重要

5 それでも臭うなら水回りの専門業者に相談しよう

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キッチンの排水溝が臭い原因は食品カスや油の腐敗が原因

台所の排水溝が臭う原因は、主に食品カスや食用の油などがこびりついて雑菌が発生しているか腐敗していることが挙げられます。食事を作る際に出る肉や魚からの脂のほかに、サラダ油、ドレッシングなどに含まれるオイルなども臭いの原因となります。

一人暮らしの方でも大家族の場合でも、定期的な掃除をしない場合は臭いが発生するリスクがあり、アパートやマンションの場合だと大規模な詰まりを引き起こす原因にもなります。できるだけ、少し臭いが気になる段階で早期に掃除をすることをおすすめします。

掃除をしても臭うなら排水管トラブルかも？

一般的には、市販のハイターやパイプユニッシュなどの洗剤類を使って排水口を掃除すると、ほとんどの臭いを解消することができます。しかし、中には掃除をしても臭いを解消できないこともあり、その場合には排水管などのトラブルの可能性が出てきます。

排水管の劣化や破損、地盤沈下などによる排水管の傾きの異常などにより、下水の臭いが逆流してくることがあるのです。何度か掃除をしてみても臭う場合は、こうした排水管トラブルを疑ってみると良いでしょう。

また、排水管トラブルの場合は臭いが自分が住む部屋のみではなく、古いアパートなどの場合は上下左右の部屋の方も臭いが気になっているケースがあります。念のために、隣近所の住人に排水溝の臭いが気にならないか聞いてみるのも良いでしょう。

排水溝の汚れか排水管トラブルのどちらなのか

掃除をしても臭いが治まらないときは排水管トラブルを疑うようになるものの、原因をはっきりさせて根本的なところから修理や交換をしたい場合は、排水枡を調べることがおすすめです。

確認するには2人での作業が必要となり、1人がキッチンの蛇口から水を出して排水枡に水が流れるかをもう1人がチェックします。排水枡に水が流れていれば食品カスなどの汚れが原因、水が流れてこない場合は排水管トラブルと判断することができます。もしも、排水管トラブルの可能性が高いなら、水回りトラブルの専門業者に相談または修理依頼をすると良いでしょう。

排水溝の臭いが気になるなら日ごろからのケアが重要

キッチンの臭いや排水溝の臭いをできるだけ発生させないように予防するには、日ごろから排水溝の掃除をすることはもちろん、殺菌や除菌などを心がけることが大切です。

例えば、週に1回は市販のパイプユニッシュや泡のハイターなどを使って汚れを落とすほか、ゴミ受けやスポンジ類、スポンジ置き場なども抗菌素材を使用するなどが挙げられます。そのほかでは、殺菌や除菌のためにスポンジ類に熱湯をかけて消毒するのも1つの方法です。加えて、排水溝のゴミ受けの下にワントラップと呼ばれる部品があるので、トラップを外して洗うこともおすすめです。

洗う際には泡ハイターなどの洗剤を使うのも良いですが、泡ハイターなどの塩素系の洗剤も強力な臭いを発します。強い臭いを避けたい場合は、重曹とお酢を使ってつけおき掃除をするのをおすすめします。

＜重曹とお酢でつけおき洗いする手順＞
1.重曹カップ2とお酢カップ1を用意
2.排水口の中のトラップを外して重曹とお酢を振りかけて発泡させ、30～60分程度待つ
3.水で重曹とお酢を洗い流す
4.まだ汚れが残っているときは中性洗剤を使って汚れを流す

この重曹とお酢で洗う方法は、市販の塩素系洗剤に比べると洗浄力は劣ります。しかし、臭いがきつくはないことや、天然素材のために安全性が高いことがメリットです。小さな子どもがいる、ペットがいる、塩素系の臭いが苦手という方は、1度、重曹による洗浄を試してみてください。なお、週に1回の排水溝の掃除にも重曹とお酢を使うことができるので、自分に合う臭いの消し方を探すのも良いでしょう。