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水のコラム

洗面所に漂う悪臭の原因はあの部品!?

2021年10月09日 洗面所のトラブル

洗面所からの悪臭に悩んだことはありませんか?
心当たりがないのにどうして?と思われるかもしれませんが、普通に使っているつもりでも異臭が漂うことはあります。

私たちは洗面所で手や顔を洗い、場合によっては髪も洗います。
そのとき排水口に流れた汚れが、悪臭の原因となるのです。

今回は、洗面所の悪臭はどうしたら消せるのか、まとめました。

排水口から下水の臭いが上がってくるときは?

洗面所の悪臭にも種類があり、それぞれ対応方法が異なります。
下水のような臭いがする場合は、排水トラップの不具合が考えられます。

洗面台の下の収納棚を開けると、排水口からつながっているS字状にカーブしたパイプが見えるでしょう。
それが排水トラップです。
収納棚の床下で、排水トラップが排水管につながっているのが、一般的な洗面所の構造です。

この排水トラップには、封水と呼ばれる水が溜まっていて、臭いをシャットアウトする役目をしています。
臭いを遮断するだけでなく、ゴキブリなどの虫の侵入を防ぐのも封水の役割です。

長期間にわたって洗面所を使わなかったときは、この封水が蒸発してしまう可能性があります。
そうなると、下水の臭いが上ってきて洗面所中に充満してしまいます。
そんなときは、すぐに水を流して再び封水を溜めるようにしましょう。

排水トラップ自体に、不具合が発生している可能性もあります。
この場合、自力での対応は不可能ではありませんが、慣れていないと少し難しいかもしれません。
そのようなときは、水道業者などに連絡して、対応を依頼してください。
大抵の場合であれば、費用も2万円以内には収まるはずです。

パッキンの劣化による悪臭とは?

洗面所の各種パイプの接続部分には、ゴム製のパッキンが設置されています。
このパッキンの役割は、パイプのつなぎ目部分から水や臭いが漏れるのを防止することです。

しかし、ゴム製であるため、使用しているうちに徐々に経年劣化し、固くボロボロになってしまいます。
そうすると、隙間から水や臭いが漏れてしまうのです。

洗面所に悪臭が漂っている場合は、水漏れも同時に発生している可能性があります。
悪臭がするのであれば、収納扉を開けて水漏れがないか確認しておきましょう。

パイプをつないでいるナットを外せば、簡単にゴムパッキンを交換できます。
ただし、ゴムパッキンのサイズが合っていないと、パッキンの意味がありません。
パッキン自体はホームセンターなどで簡単に買えますが、サイズ等を間違えないようにしましょう。
実物を持参して、ホームセンターの店員さんに問い合わせてみるのが確実です。

防水キャップも下水臭の原因になります

洗面台の下にある収納棚の床下では、排水パイプと排水管がつながっています。
収納棚の床には穴が開いているはずです。

その穴を塞いでいるのが防水キャップですが、何らかの拍子に外れてしまう場合があります。
防水キャップは、排水パイプからの悪臭を防ぐ役割をしているので、外れてしまったらすぐにつけ直しましょう。

また、排水ホースが外れると水漏れが発生します。
排水ホースは想像よりも外れやすく、収納棚の中のものが当たっただけでも、ズレてしまうおそれがあります。
洗面台の下の収納には、あまりものを入れ過ぎないように注意しましょう。
とくに排水ホースの回りは、ものが倒れてきたりすることのないようにしてください。

排水溝の臭いがする場合はパイプユニッシュ

キッチンと同様に、洗面台の排水口にもたくさんのゴミが溜まります。
生ゴミは出ないかもしれませんが、髪の毛や皮脂、せっけんカスなど、さまざまなものが毎日洗面所の排水口に流れていくのです。
これらが排水口の詰まり、ひいては悪臭を引き起こします。

こういった場合は、パイプユニッシュなどの液体配管洗浄剤の効果が期待できます。
少量であればヌメリや詰まりの予防になり、大量であれば排水口の徹底的なお掃除が可能です。
臭いがひどい場合は、排水口が詰まっていると考えられるので、パイプユニッシュで一気にお掃除しましょう。

しかし、パイプユニッシュは説明書どおりに使用する必要があります。
効き目がありそうだからと、規定の時間より長く放置すると、かえって詰まりがひどくなることがあるのです。
あくまでも説明書をよく読んで、そのとおりに扱いましょう。

また、なるべく排水口にゴミを流さないように、必ずヘアキャッチャーを設置してください。
これがあれば、かなりのゴミが排水口に流れずにすむし、ピアスやコンタクトレンズを落としてしまった場合も安心です。

また、洗面台の排水口には食べ物のカスなどは流さないようにしましょう。
洗面台の排水口は、大きなものを流す構造になっていないので、本来の目的と異なる使い方はやめましょう。

もし水に溶けない異物を流してしまったら、無理して取ろうとせずに専門業者に相談してください。
ご自分で取ろうとして、別の部分を傷めてしまい、新たなトラブルの原因になることがあります。

洗面所など水回りのトラブルはぎふ水道職人まで

ぎふ水道職人は、岐阜市をはじめとした大垣市、多治見市、各務原市、笠松町、揖斐川町、美濃市、神戸町など岐阜県全域で活躍している水回りの専門家です。

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