トイレ掃除は毎日簡単に -ぎふ水道職人 -岐阜県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

トイレ掃除は毎日簡単に

2021年08月26日トイレのお掃除

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トイレ掃除は悪循環を招きやすい？

トイレの掃除はお好きですか？家の中でも、特に汚れやすい場所の一つがトイレですが、汚れやすいがために、掃除も敬遠しがちの方も多いのではないでしょうか。しかしながら汚れたトイレは、より汚れやすいのです。汚れは汚れを呼び大きく塊になっていき、落ちづらくなるのです。

また人間の心理的に、汚れているトイレというのは、「汚してもまあいいかな」という気持ちになりやすいものです。汚れがひどくなるとより一層掃除をしようという気持ちは削がれ、結果的にどんどん汚れていくという悪循環にはまってしまうでしょう。衛生面から考えても、そのような事態は避けたいものです。

反対に、きれいなトイレは衛生的にも問題ないことはもちろん、ピカピカなトイレはやはり使う人にとっても、「きれいに使おう」という気持ちが湧くものです。今回は、そんなトイレ掃除のコツについてまとめます。

トイレ掃除は毎日小まめに

トイレ掃除の頻度は、どの程度でしょうか。一日に何度も行うマメな方から、汚れてきたら行うという方までまちまちですが、トイレ掃除はできることなら毎日行うようにしましょう。トイレは排泄の場ですので、どうしても汚れは付きやすい場所です。一度頑固にこびりついてしまった汚れは、落とすのに労力が必要となり、トイレ掃除が面倒だという思考になりがちです。汚れが定着してしまう前に小まめに行えばきれいな状態を保てますし、毎日行う方が少ない労力で続けやすいのです。

トイレの中でも特に汚れが付きやすいのは、便器の中や、壁や床です。汚れる箇所別に適した道具で掃除しましょう。ブラシを使った便器の掃除と、壁や床をシートでさっと拭くだけの簡単な掃除で、トイレは格段にきれいになります。あとは、定期的に普段目につかないタンクなどの掃除をすれば、トイレはピカピカの状態を保てます。

トイレの汚れを撃退するには

トイレ用洗剤は、種類が豊富です。液体タイプやスプレータイプなどのものや、最近では一切擦らずに浸け置きしておくだけで汚れが落ちるタイプなども登場しました。その中で、どれを買えばいいのか迷ってしまう方も多いことでしょう。トイレの汚れの代表的なものは、黒ずみと水垢、尿石です。では、どのようなタイプの洗剤がおすすめなのか、汚れごとにみていきましょう。

まずは便器の黒ずみです。水洗トイレには常時少量の水が溜まっていますが、その水際にできやすいのが黒ずみ汚れです。さぼったリングなどと呼ばれるこの黒ずみですが、原因はカビが埃などと一緒に固まることで発生します。この黒ずみは酸性の汚れに分類されるため、使用するのは反対にアルカリ性の洗剤がおすすめです。

黒ずみがこびりついてしまい、ブラシで擦った程度では除去しきれなくなってしまいます。その場合には、一度トイレの水を抜きましょう。止水栓を閉めて水をすべて流し、空になった状態で洗剤を汚れのひどい部分にまんべんなくかけます。そのままトイレットペーパーなどでパックしましょう。少し時間を置いてからブラシで擦ることで、汚れがきれいになります。

次に、水垢を落とす方法をご紹介しましょう。水垢は黒ずみとは反対に、アルカリ性の汚れになります。使用する洗剤は酸性のものが効果的です。水垢は便器の中だけでなく、タンク上の手洗い場などにも溜まりやすい汚れです。こちらも、洗剤を付けてから、少し時間を置いて馴染ませたほうが、汚れが落としやすくなります。

最後に、尿石による汚れについてご説明しましょう。トイレの黄ばみなどの汚れは尿石と言い、尿の中に含まれる成分が固まってできます。こちらの汚れも水垢と同様、アルカリ性の汚れになりますので、酸性洗剤がよく効きます。トイレのふちの裏側など、目に付きにくい場所にも溜まりやすい汚れなので、小まめに掃除することをおすすめします。