お風呂場が臭いと心は休まりません -ぎふ水道職人 -岐阜県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

1日の疲れを落とすのに必要不可欠な入浴ですが､お風呂場から嫌な臭いがすると気が滅入ってしまうでしょう｡

お風呂場の嫌な臭いは何が原因なのか､自力で消すことが可能なのか､掃除方法や､異常があったときの対処法を紹介いたします｡

お風呂場から腐敗臭がする場合

もし腐敗臭がする場合は､排水トラップに異常が発生している可能性があります｡
排水トラップには通常､封水という水が溜まっており､この水は下水の臭いや害虫の侵入を防いでくれます｡

もし長期間､風呂場を使用しておらず､水を流していない場合は､ただ水が蒸発しているだけでしょう｡
一定量水を流し､排水トラップに水を溜めれば､臭いの問題は解決します｡

もしそうでない場合は､排水トラップが劣化によって破損している恐れがあります｡
手洗い場の排水管は自力での交換が可能ですが､洗い場の場合は業者に依頼して修理しましょう｡

お風呂場の排水口から嫌な臭い

換気をしていても､排水口からの嫌な臭いがするときは､カビやぬめり汚れが原因の可能性が高いです｡
排水口カバーの裏や､ヘアキャッチャーは汚れていないでしょうか｡

臭いが発生するほど､汚れを放置していると､詰まりの原因になってしまいます｡
すぐに掃除に取り掛かってください｡

排水口には､髪の毛や身体に付着していた埃､皮脂などが日々流れていきます｡
また石鹸カスなども流れていくため､ぬめり汚れは発生しやすく､そこにカビが発生し､頑固な汚れになってしまうでしょう｡
臭いを除去するには､パーツの洗浄と､排水口の洗浄が必要になります｡

まず排水口の蓋を開け､ヘアキャッチャーに溜まったゴミを捨てましょう｡
あらかじめヘアキャッチャーにネットを被せておくと､簡単にゴミを除去して捨てられます｡
洗剤は液体のものでも､泡状に吹き付けるものでも､塩素系洗剤であれば､どちらでも構いません｡

あまりぬめりがあるところを触りたくない場合は､泡タイプの洗剤がおすすめです｡
排水口の蓋や､取り外したパーツに､泡状の塩素系洗剤をたっぷり吹きかけ､20分ほど放置したのち､洗い流してください｡
このとき並行して､排水口にパイプクリーナーを流し入れておくと､排水管の詰まりやぬめり汚れを除去することができます｡

塩素系洗剤は強力な洗浄効果があるため､簡単に掃除を完了できますが､小さなお子さんがいるなどの理由で､塩素系洗剤を使用したくないという方もいらっしゃるでしょう｡

そのような場合は､重曹と､クエン酸あるいはお酢を使用するとよいです｡
アルカリ性の重曹と､酸性のクエン酸あるいはお酢を併用すると､反応し発泡します｡
この泡が､汚れを浮かし剥がしてくれるのです｡

また重曹は皮脂などの酸性の汚れに効果があり､クエン酸は臭いを消す効果があります｡
汚れが気になる箇所に重曹をたっぷり振りかけ､汚れが吸着するまで放置します｡
20〜30分程を目安に時間を置くとよいです｡

時間を置いたあと､クエン酸水をかけ発泡させます｡
15分ほど時間を置いてから､きれいな水で洗い流してください｡
このとき熱めのお湯で流すと､詰まりも除去できてよいでしょう｡

汚れが落ちきっていなかったときは､歯ブラシなどでこすり洗いしてください｡
少しでも汚れが残っていると､そこから雑菌が繁殖し､すぐにぬめり汚れが再発してしまいます｡
ぬめり汚れを防止するには､ヘアキャッチャーに､丸めたアルミホイルを入れておきましょう｡
金属のイオンが､雑菌の繁殖を抑え､ぬめり汚れが発生しにくくなります｡

お風呂場の換気扇にカビが発生していないかチェックしましょう

風呂場の湿気を除くために､常に換気扇を回したままの方が多いのではないでしょうか｡
換気扇は風呂場の湿気と一緒に､埃も吸い上げており､汚れが溜まると吸引力が下がってしまいます｡
正常に換気されない風呂場は､あっという間にカビの温床になってしまうでしょう｡

また吸い上げられ溜まった埃の中には､カビも発生しています｡
埃が付着したまま換気扇を回してしまうと､浴室にカビの原因と埃をばら撒くことになるでしょう｡
換気扇が汚れたまま使用していると､衛生的ではないため､定期的に掃除をしてください｡

お風呂場の換気扇の掃除方法

まず換気扇の電源を落としておきましょう｡
電源を落とさず､掃除を開始すると感電や怪我の危険性があります｡
電源を落としたら､換気扇のカバーが外せるタイプなのか､外せないタイプなのか確認してください｡

もしネジで固定されているような､換気扇カバーが外せないタイプの場合は､フィルターの掃除だけ行いましょう｡
カバーが外せるタイプの場合は､カバーを外し､中にあるシロッコファンも外しましょう｡
シロッコファンの取り外しが不安な場合は､乾いた雑巾で拭くだけでも違います｡

取り外した換気扇カバーは､中性洗剤とブラシでこすり洗いをしてください｡
洗い終わったあとは､カビの原因となってしまうため､きちんと乾拭きをして､水分は取っておきましょう｡

もしカビ汚れが頑固なときは､重曹を溶かした水に一晩つけておくときれいに落とすことができます｡
湿気を吸い上げるため､水に強いと考える方は少なくないのではないでしょうか｡

しかし､換気扇は電子機器のため水分厳禁です｡
直接シャワーをかけ洗わないようにしてください｡

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