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換気扇交換を自分で行う方法!キッチンの手順・必要なものを解説

2026年06月19日 2026年06月19日 その他

キッチンの換気扇は、油煙や湯気を屋外へ排出し、ニオイや湿気をこもりにくくするための設備です。使用年数が長くなると異音や振動、吸い込みの低下、油汚れの固着などが目立ち、掃除だけでは改善しにくくなります。そのため、既存の換気扇と同じ種類・サイズの製品に取り替えるだけなら、自分で対応できるケースもあります。

また、レンジフードは、電気・排気・火気との距離が関係する設備です。配線工事やダクト調整が必要な場合は有資格者による工事が必要になります。安全を確保するためにも、DIYで行える範囲と依頼すべき範囲を分けて判断することが欠かせません。

この記事では、換気扇の交換が必要なサインやDIY可能なケース、選び方、必要な道具、古い換気扇の取り外し方、新しい換気扇の取り付け方法、安全対策について紹介します。

換気扇の交換が必要なサイン

換気扇は、異音や吸い込みの低下が出ても、すぐに交換が必要とは限りません。フィルターやファンに油汚れがたまっているだけなら、掃除で改善する場合があります。

しかし、掃除しても症状が続く場合や、本体の振動が大きい場合は、モーターや軸受けの劣化も考えられます。

異音や振動が激しい場合

換気扇運転中に「ゴー」「カラカラ」「キュルキュル」といった音が出る場合は、フィルターやファンに汚れがたまっていないか確認します。油汚れが固まるとファンの回転バランスが崩れ、振動や異音が起こりやすくなります。

掃除しても音が残る、以前より振動が大きい、本体が壁やフード内で揺れるといった場合は、交換を検討しましょう。また、本体を水平に取り付けていないと、羽根当たりや異音の原因にもなります。

吸い込みが悪くなっている場合

調理中の煙が広がりやすい、ニオイが残りやすい、レンジフード周りに油がたまりやすい場合は、吸い込みが低下している可能性があります。

掃除だけで改善することもありますが、ダクトの曲がりやつまり、モーターの劣化、排気方向の不具合が関係していることも考えられます。特に排気ダクトは、急な曲がりや曲がる箇所の多さ、吐出口付近での屈曲、しぼりなどがあると風量低下や異常音の原因になるのです。

もし、掃除しても吸い込みが戻らない場合は、本体の交換だけでなく、ダクトの状態も確認してください。

換気扇の交換は自分でできる?DIY可能なケースと難しいケース

換気扇の交換をDIYで行えるかどうかは、既存機種の種類やサイズ、電源方式、ダクトの状態で異なります。コンセント式のプロペラファンを同じサイズで取り替えるような単純作業なら、自分で対応しやすいでしょう。

一方で、レンジフードの配線やダクト調整が必要な作業は、安全面と法律面の確認が欠かせません

既存と同じ種類・サイズなら交換できる場合がある

壁付けのプロペラ換気扇で、電源プラグをコンセントへ差し込むタイプなら、開口部のサイズ・取り付け方法が同じ製品に交換できる場合があります。作業前には、既存本体の品番や開口部のサイズ、羽根の直径、電源方式、外側フードの状態を確認しましょう。

ただし、同じように見える換気扇でも、取り付け枠の奥行きや固定ねじの位置が異なることがあります。購入前は製品の幅・高さ・奥行きを確認し、既存の開口部や枠に合うかどうかも確認することがポイントです。

配線工事やダクト調整が必要な場合は自分で交換できない

電源コードを直接配線する作業は、コンセントの新設やスイッチ配線の変更、アース工事などが必要な場合は自分で交換してはいけません。経済産業省では、電気工事は電気工事士等の資格がなければ行えないと案内されています。さらに、一般家庭の屋内配電設備も対象に含まれます。

なお、ダクトの新設や不燃処理、排気方向の変更、壁穴の加工が必要なレンジフード交換も、DIYには向きません。火災や感電のリスクがあるため、該当する場合は有資格者へ依頼してください。

【出典】経済産業省「電気工事の安全」

レンジフード・換気扇の選び方

新しい換気扇を選ぶ際は、見た目だけでなく、ファンの種類や設置寸法、排気方向、電源方式を確認しましょう。既存と違う種類を選ぶと、開口部やダクトの加工が必要になり、DIYで対応できる範囲を超える可能性があります。

使用中のファンタイプを特定する(プロペラ・シロッコ)

キッチン換気扇の代表的なファンには、プロペラファンとシロッコファンがあります。

プロペラファンは羽根が扇風機のような形で、外壁に面した場所へ直接排気するタイプです。構造が比較的シンプルで、古い戸建て住宅の台所に設置されていることがあります。

一方で、シロッコファンは細長い羽根が筒状に並んだファンで、レンジフード内部に組み込まれ、ダクトを通して排気するタイプに多く使用されています。マンションや外壁から離れたキッチンでも設置しやすい一方、ダクト接続や排気方向の確認が必要です。

設置場所のサイズと高さを正確に測る

レンジフードは、幅や高さ、奥行き、壁穴やダクト位置を正確に測ります。さらに、ガスコンロとの距離も肝心です。本体下端からガスレンジまで80cm以上、レンジフードファンはガス器具よりも幅の広いものを選択するとよいでしょう。

また、寸法を測る際は既存本体の外形だけでなく、固定ねじの位置や上部の幕板スペース、吊戸棚とのすき間も確認してください。本体だけ入っても、幕板やダクトカバーが干渉すると取り付けられない場合があります。

換気扇を自分で交換する際に準備したい道具と部材

DIYで交換する場合は、必要な道具と部材を作業前にそろえましょう。途中で工具が足りないと、本体を支えたまま作業が止まり、けがや換気扇の落下につながるおそれがあります。

作業に必須の工具一覧

主に使用する道具は、プラスドライバー・マイナスドライバーや電動ドライバー、メジャー、水平器、軍手または厚手の手袋、養生テープ、脚立、雑巾です。古いねじが固着している場合に備え、ペンチやモンキーレンチも用意しておくと作業しやすくなります。

なお、レンジフード本体は重量があり、角や鋼板の切り口でけがをするおそれがあります。取り扱いの際は厚手の手袋を着用しましょう。さらに、高所で作業する場合は、足元が安定しているかも事前に確認することが肝心です。

新しい本体と必要な部材

新しい本体のほかに、固定ビスやアルミテープ、ダクト部材、幕板、排気口部材、必要に応じて外部フードを準備します。特に丸排気タイプは、接続ダクトの直径も確認が必要です。丸排気タイプの接続ダクトとして直径150mm(φ150)の鋼板管、またはスパイラルダクトを用意します。

古い部材をそのまま使用する場合でも、変形や油汚れ、サビ、すき間がないか確認してください。傷んだダクトや排気口をそのまま再使用すると、吸い込み低下や異音、油煙漏れの原因になるおそれがあります。

手順別の古い換気扇の取り外し方

古い換気扇を外す作業では、電気を止め、部品を順番に外し、本体を落とさないよう慎重に進めましょう。また、作業前に写真を撮っておくと配線方式や取り付け位置、部品の順番を確認しやすくなります。

安全のために必ずブレーカーを落とす

最初に、換気扇に関係するブレーカーを落とします。電源プラグ式の場合でも、スイッチや本体周辺に触れる前にブレーカーを落としておくと安心です。通電したまま作業すると、感電やショートにつながるおそれがあります。

ブレーカーを落としたあとは、換気扇のスイッチを入れて動かないことを確認します。家族が誤ってブレーカーを戻さないよう、作業中であることを伝えておくことも欠かせません。

フィルターとカバーを分解する

つぎに、フィルターや整流板、前面カバーなどを外します。

油汚れで滑りやすくなっているため、片手で支えながらゆっくり外してください。ねじ式の場合は、外したねじを小皿や袋にまとめておくと紛失を防ぐことができます。

また、油汚れが多い場合は、作業前に軽く拭き取ると手元が滑りにくくなります。ただし、電装部へ水分を付けないよう注意が必要です。

本体と枠を壁から取り外す

本体を固定しているねじを外し、壁や枠からゆっくり取り外します。レンジフードの場合は重量があるため、必ず本体を支えながら進めましょう。レンジフードを取り付ける際は、十分な強度がある場所を選び、落下しないようしっかり固定することがポイントです。

古い本体を外したあとは、壁面や取り付け枠に腐食、油汚れ、変形がないか確認します。なお、下地が弱い、ねじ穴が広がっている、壁材が傷んでいる場合は、そのまま本体を取り付けないでください。

手順別の新しい換気扇の取り付け方法

新しい換気扇の取り付けの手順は、位置合わせ、固定、ダクト接続、動作確認が一般的な流れです。ただし、必ず購入した製品の取付説明書を確認してから作業に取り掛かりましょう。

本体を仮止めして位置を調整する

まずは本体を取り付け位置に合わせ、仮止めします。水平器で前後左右の傾きを確認し、壁や吊戸棚とのすき間が均等かを見ましょう。仮止めの段階では、すべてのねじを強く締め切らず、位置調整できる余裕を残します。

傾いたまま固定すると、異音や振動、油だれの原因になることがあります。また、ダクトの位置や排気口の向きも同時に確認し、無理なく接続できるか見てください。

固定ビスでしっかり本体を取り付ける

位置が決まったら、固定ビスで本体を取り付けます。下地に十分な強度がない場所へ固定すると、本体がぐらついたり落下したりするおそれがあります。

なお、ねじが空回りする場合はそのまま固定せず、下地の補強を検討しましょう。固定したあとは、本体を軽く揺らして動きがないか確認します。強く押したり引いたりする必要はありませんが、明らかに動く場合は、取り付け位置やねじの締まり具合を見直すことが肝心です。

ダクト接続と排気方向の調整

ダクト式レンジフードでは、排気口とダクトを正しく接続しましょう。特に排気口のシャッターの開く向きに注意し、誤った接続をすると排気不良や異常音の原因につながります。

ダクトの接続部には、すき間ができないようアルミテープなどでしっかり固定します。ただし、ダクトに急な曲がりやつぶれがあると風量が落ちるため、排気経路が無理なく通っているか確認してください。

動作確認と幕板の取り付け

本体とダクトを接続したら、ブレーカーを戻して短時間だけ動作確認を行います。異音や強い振動、吸い込み不良、排気漏れがないか確認しましょう。確認後に問題がなければ、幕板やカバーを取り付けます。

しかし、動作確認時に焦げたようなニオイや異常な振動、ファンの接触音がある場合は、すぐに運転を止めてください。取り付け状態に問題がある可能性が考えられます。

換気扇交換を自分で行う時の注意点と安全対策

換気扇交換は、高所作業や重量物の取り扱い、電気、火気周辺の排気が関係します。まずは安全を最優先にし、DIYで対応できる範囲を超えたら、早めに専門の業者へ相談しましょう。

高所作業は2人以上で行う

レンジフードは高い位置にあり、本体も重いため、1人で支えながら固定するのは危険です。最低でも2名以上で作業を行いましょう。また、脚立を使用する場合は、床が濡れていないか、足元に工具や部品が散らばっていないかを確認します。

1人が本体を支え、もう1人がねじを締める形にすると、落下や位置ずれを防ぎやすくなります。しかし、安全に支えられないと感じた時点で、作業は中断してください。無理な姿勢で作業すると、腰や腕を痛めるだけでなく、本体を落とすおそれもあります。

配線工事をする場合は資格が必要

配線工事をする場合は、電気工事士などの資格が必要です。経済産業省では、電気工事は電気工事士等の資格がなければ行えないと説明されています。軽微な工事に該当しない配線接続やコンセント工事を、無資格で行ってはいけません。

コンセント式に見える場合でも、内部で直結配線になっていることがあります。カバーを外して配線が見えた場合は、それ以上触らずに作業を止めてください。感電や火災を防ぐために、電気工事が関わる交換は有資格者へ依頼しましょう。

【出典】経済産業省「電気工事の安全」

換気扇トラブルならぎふ水道職人にお任せ

換気扇の交換は、同じ種類・サイズのコンセント式であればDIYで対応できる場合があります。ただし、配線工事やダクト調整、下地補強、排気方向の変更が必要な場合は、自分で作業するのは避けた方がよいでしょう。特にキッチンでは、換気扇の不具合とあわせて、排水口の悪臭や水漏れ、シンク周りの湿気が気になることもあります。

ぎふ水道職人では、水道局指定工事店として岐阜県を中心にキッチン・台所の排水口やシンクのつまり・水漏れ、排水口からの悪臭、蛇口の水漏れなど、水回りトラブルに対応可能です。また、365日24時間お問い合わせを受付けており、作業前に料金をご提示いたします。

キッチン周りで換気扇の不具合とあわせて水漏れや排水口の悪臭が気になる場合は、ぎふ水道職人へお電話ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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