水のコラム
排水溝を掃除したい!業者選びのポイントや費用相場とは?
キッチンやお風呂場などに取り付けられている排水溝は、毎日汚れが排水されるからこそ、できればこまめに清掃をしたいものですよね。ですが、こまめに掃除をしていても、詰まりが起きてしまうことも少なくありません。
そんなときに検討したいのが、水道業者による洗浄です。この記事では、排水溝に汚れを溜めない3つのコツと、排水溝の洗浄を検討する際のポイントについてご紹介します。
排水溝は定期的なお手入れが必須な場所の一つ!
排水溝が詰まってしまうと、汚水が逆流したり異臭が発生したりするなど、さまざまなトラブルにつながる恐れがあります。
ほかにも排水管と塩ビ管をつなぐ部分から、水漏れが起きる可能性も考えられます。このようなトラブルを未然に防ぐためには、やはり定期的なお手入れが必須と言えるでしょう。
日頃からお手入れをするなら!汚れを溜めない3つのコツ
日頃から排水溝のお手入れをするとしても、汚れを溜めないコツを押さえておきたいところ。汚れを溜めないよう心がければ、お手入れの際も簡単な掃除のみで済ませられます。ここでは、排水溝に汚れを溜めない3つのコツについてご紹介します。
コツ1.油は拭き取ってから洗う
キッチンの場合、洗い物をする際はできるだけ油を拭き取ってから洗うようにしましょう。キッチンペーパーやティッシュなどを使ってきれいに拭くと、排水溝に油が流れず、こびりつく量も少量で済みます。
揚げ物をした後の鍋には、大さじ3杯~4杯ほどの油が残っています。再利用できるなら別の料理に使い、残った油はきれいに拭き取るとよいでしょう。
コツ2.排水溝にネットを付けて汚れの排出を最小限に抑える
キッチンであれば食材かすや油かすが、お風呂場であれば体毛やシャンプーや石鹸かすが排出されます。毎日の使用で排水溝にはさまざまな汚れが流れるため、排水溝の前にあるゴミ受けにネットを付けて、細かなゴミもキャッチしましょう。
コツ3.大量のぬるま湯を排水溝に流し水勢で汚れを流す
キッチンやお風呂場を使い終わったら、大量のぬるま湯を排水溝に流しましょう。水の勢いが強いほど、ぬめりや汚れなど、詰まりの原因をきれいに落とせます。
なお、お風呂場であれば50度~60度ほどのお湯を排水溝や壁、浴槽にかけましょう。水アカの発生を防ぎながら、汚れのこびりつきも予防できますよ。
排水溝を掃除するなら!水道業者の費用相場を知ろう
排水溝の掃除をこまめに行っておらず、詰まりや異臭を感じたときは、自分でもパイプクリーナーなどを使って改善できます。
しかし、一度詰まりが起きてしまうと、きれいに取り除くことは難しいため、水道業者に清掃してもらうことが望ましいでしょう。排水溝の詰まりには排水管洗浄を行いますが、その費用相場は以下のとおりです。
・戸建住宅:15,000円~25,000円
・集合住宅:45,000円~60,000円
・店舗など:30,000円~50,000円
・ビルなど:40,000円~55,000円
水道業者の費用には、出張費や交通費、作業費なども含まれています。なお、洗浄作業には特殊な道具も使うことから、道具の費用もわずかに含まれていることもあるでしょう。
そのため、自分で掃除をするよりも高額な費用がかかると考えられます。しかし、排水溝の奥を掃除するには床材などを剥がしたり、排水管をこまかくチェックしたりする必要があり、自分で掃除することは困難でしょう。
水道業者によっては金額が異なるため、具体的な金額を知りたい方は、最寄りの水道業者にどれくらいの費用がかかるかを問い合わせてみるとよいでしょう。
安心できる水道業者を選ぶための6つのポイント
水道業者に排水溝の洗浄を頼む際、信頼できる業者に依頼したいものです。ここでは、水道業者に依頼するうえで押さえておきたい6つのポイントについてご紹介します。
費用相場から離れた金額ではないか
水道業者を検討する際は、検索エンジンなどを使って公式ホームページを参考にする方も多いでしょう。その際は、上述した費用相場と照らし合わせ、かけ離れていないかをチェックするのがおすすめです。
悪徳業者の場合、著しく低い料金設定にすることがあります。また、驚くほどに高額な料金に設定することも少なくありません。費用相場からあまりにもかけ離れている場合は、ほかのポイントも合わせて検討するとよいでしょう。
実績はあるか・確認できるか
公式ホームページを閲覧する際は、どれくらいの実績があるかを確認しましょう。実績について記載があれば、具体的な内容が確認できるとベストです。
電話でこれまでの実績を問い合わせても問題ありませんが、公式ホームページであれば画像や動画を使っていることが多く、作業状況をイメージしやすいメリットがあります。どのような実績があり、どのような作業内容で進めるのかも、検討のポイントにしましょう。
資格はあるか・水道局指定工事店か
水道業者には「水道局指定工事店」と「非指定工事店」の2つがあります。水道局指定工事店とは、国の法律や法令などによって取り決められた施工に、しっかりと対応できたことを認められた業者のことです。
国に認められたことで、水道局の認定業者となり、配管の工事なども対応可能になります。水周りのトラブルは全般対応できるため、できれば水道局指定工事店を選ぶのが望ましいと言えるでしょう。
水道局指定工事店のほかにも、従業員が資格保有者であるかも調べるのがおすすめです。水まわりの修理に欠かせない資格としては「給水装置工事主任技術者」や「排水設備工事責任技術者」「水道技術管理者」などがあります。
水道業者を検討する際は、こういった専門的な資格の保有や水道局指定工事店であるかもチェックしましょう。
アフターフォローはあるか
水道業者に洗浄を依頼したとしても、症状が改善されないこともあります。その際、アフターフォローがあれば、無償、または低価格料金で再洗浄を依頼できます。
アフターフォローは顧客や利用者にとって補償とも言えますが、水道業者によって内容が異なったり、用意していなかったりすることも。高額な費用を最小限に抑えるためにも、アフターフォローの有無や内容、充実度も合わせてチェックしましょう。
自宅から近い距離にあるか
水道業者に依頼をするときは、早く対応してくれる業者選びが重要でしょう。そういったときのために、自宅からほど近い場所にあるかを調べるのも方法の一つです。
あまりに遠い場所だと、水周りのトラブルが広まってしまう可能性もあるため、できる限り近い場所にある水道業者を選びましょう。なお、最寄りの水道業者の評判や価格費用に不安がある場合は、20分~30分ほどの距離で再度探してみるのがおすすめです。
口コミや評判に悪い評価はあるか(どのような内容か)
水道業者の公式ホームページを閲覧する際は、口コミや評判などもチェックしましょう。公式ホームページの場合、よい口コミをピックアップして掲載することも多いので、検索エンジンを使って【水道業者名 口コミ(評判)】などと入力して検索してみましょう。
水道業者を利用した人の口コミや、接客態度、対応速度や費用感について詳しく書かれた記事を確認できます。理想的な水道業者に点検や洗浄を依頼したいなら、口コミや評判についても注目するとよいでしょう。
家族や知人がいるのであれば、どの水道業者を利用しているのかを聞いてみるのもおすすめです。
まとめ
本記事では排水溝の掃除を業者に依頼しようと検討する方へ、選ぶ際のポイントや費用相場についてご紹介しました。毎日の使用によって、排水溝はさまざまな汚れが付着します。
こまめな掃除を取り入れていても、固形物が落下していたり、油や洗剤かすなどがこびりつき、詰まりを引き起こしたりする場合もあります。本記事でご紹介したポイントや費用相場を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
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