水のコラム
洗濯機の排水ホースを交換する時は?手順や費用を解説
洗濯機の排水ホースは、長年使用していると劣化してしまい水漏れの原因になります。水漏れを起こすまえに、定期的に排水ホースの交換をしておくことが大切です。しかし、排水ホースの交換手順や費用など気になる点はたくさんあります。
そこで今回は、排水ホースを交換しなくてはいけないタイミングや、交換手順・費用などを分かりやすく解説していきます。ぜひ当サイトを参考に、排水ホースを新しいものに交換してみてください。
洗濯機の排水ホースの交換タイミングは?
洗濯機の排水ホースは消耗品です。毎日洗濯した汚水を排水する役割があります。そのため細かいゴミや水垢、衣類の糸くずなどがホース内へ蓄積されているのです。排水ホースをこまめに掃除できればいいのですが、忙しい日常を過ごしていると、排水ホースの掃除までは目がいきとどきません。
しかし、排水ホースがゴミや水垢で詰まってしまうと、脱水したときにうまく排水できず、洗濯機の故障になってしまうこともあります。洗濯機の排水ホースは、2年〜3年で交換をするのが理想とされています。ほかにも排水ホース交換のタイミングが、いくつかありますので参考にしてください。
■排水口周りから悪臭がしてくる
まず排水口からの悪臭は、排水ホースの交換だと考えてください。排水ホースの内部に、汚れや洗剤カスなどが多く溜まってしまっている可能性があるからです。そのため洗濯しても、衣類に悪臭が残ってしまうということが考えられます。
排水口周りからの悪臭は、排水ホース交換のサインです。とくに洗濯機を購入してから一度も排水ホースの掃除をしていない場合は、ホース内部にゴミや洗剤カスが詰まり、悪臭がしてきていると考えたほうがよいでしょう。
■排水ホースから水漏れしてきたら
洗濯機の排水ホースは、長年使っていると振動や劣化により亀裂が入ります。亀裂を放置しておいた場合には、排水ホースはさらに劣化し、そこから水漏れが発生するのです。またペットや子どもがいる家庭では、いたずらをして排水ホースに穴が空いてしまうことも考えられます。
排水ホースの水漏れから洗濯機の故障へつながるケースも多いため、年に数回はホースから水漏れしていないか確認することがおすすめです。少しでも水漏れしていた場合は、すぐに交換してください。
■排水ホースがゆるんでいるとき
排水ホースを掃除するときには、排水ホースを外して作業をおこなうのが一般的です。しかし、この作業を何度かくり返しているうちに、排水ホースの連結部分にゆるみが生じてきます。連結部分は、ホースバンドと呼ばれる金具で固定されているため、まずはホースバンドの交換をしてみてください。
ホースバンドを交換するときに、排水ホースが破損していたり、ホースのゆるみが解消されなかったりした場合は、ホース交換のタイミングです。ゆるみに気がつかず放置してしまうと、そこから水漏れの原因になりますので注意しましょう。
洗濯機の排水ホースを交換手順は?
洗濯機の排水ホースが劣化や破損していた場合には、ホースの交換が必要です。業者に依頼する方法もありますが、一般的な家庭用の洗濯機であれば、自分でも交換することができます。排水ホースの交換を自分でする場合には、排水ホースの説明書を確認しながら作業することが大切です。
ではここから、洗濯機の排水ホースの交換手順を詳しく解説していきます。洗濯機メーカーの排水ホースを取寄せて、流れにそって作業をおこなえば簡単にできる作業です。もしメーカーのホースが入手できない場合でも、差込口の直径サイズが同じであれば、社外品などで代用することもできます。
■洗濯機の排水ホースの交換手順
はじめに洗濯機の電源を抜いてから、作業中に水が漏れださないために、洗濯機につないである水道の蛇口を閉めてください。そのあと、排水ホースのホースバンドをゆるめながら外していきます。
ホースバンドがゆるめられたら、排水エルボと呼ばれる排水口と排水ホースの間のL型の部品と共に、排水ホースを取り外す作業に入ります。完全に外れたら、新品のホースにホースバンドを付け、最後に排水エルボごと排水口に差し込めば作業は完了です。
■洗濯機の排水ホースの取り外し方
排水ホースの取り外し方についてここから詳しく解説していきます。使用している排水ホースを洗濯機から外すとき一般的な洗濯機には、排水ホースにホースバンドと呼ばれるクリップが付いています。ホースバンドは手で簡単に外せますので、まずはそこから外していきましょう。
ホースバンドがネジ止めされている場合であっても、ドライバーで簡単に取り外しが可能です。はじめに洗濯機側の排水ホースを取り外してから、次に排水口側のホースを外す手順になります。排水口側は、排水エルボと呼ばれるL字型の部品にホースがついているため、排水エルボごと外してください。
■洗濯機の排水ホースの取り付け方
使用している排水ホースを外しおわったら、次は新しい排水ホースを付けていきます。排水ホースがメーカー品でない場合、使用しているホースと長さが異なるため、使用しているホースの長さに合わせてハサミでカットしておくことが大切です。
またホースバンドで取り付ける場合には、排水エルボへホースバンドを取り付けて、しっかりと挟めるかを確認しておきます。しっかりと挟めるようであれば、排水ホースを排水エルボへ差しこみ、ホースバンドで止めていきましょう。
最後に振動や排水でホースがゆるまないかを確認しておくことが重要です。ゆるまないか確認ができたら排水ホースを排水口に取り付け作業は完了です。
洗濯機の排水ホースを長く使うには?
洗濯機の排水ホースはなるべく劣化や汚れなどから守り、長持ちさせたいもの。排水ホースを長持ちさせるには、定期的に排水ホースを洗うことが大切になります。
ここからは、洗濯機の排水ホースを長持ちさせるための簡単な手順をご紹介していきます。排水ホース洗いは、時間もかからなく空き時間に作業がおこなえる作業です。
■排水ホースのお手入れ方法
排水ホースのお手入れをする際、はじめに洗濯機の電源を落とし、水道の蛇口を閉めておくことが大切です。その後排水ホースを排水口から引き抜き、ホースの先端をラップで巻いて輪ゴムで強く縛ります。
次に洗濯機の塩素系漂白剤と水を入れ、排水ホース内に水をためていきます。このときホースを揺するとホース内に溜まっているゴミが取れるため、溜まったゴミをすべて取りのぞいたら汚水を捨ててください。
最後に洗剤の入っていない水を洗濯槽から流し、ホースの内部をきれいにすすいでいきます。最後に、排水ホースと排水口をつなげれば作業は完了です。
水漏れする排水ホースを使い続けると?考えられるデメリット
排水ホースは、確実に汚れや洗剤カスなどが蓄積してきます。劣化している、水漏れしている排水ホースを使い続けていると、悪臭やカビ・排水口のつまりなどのトラブルにつながります。
■高額な修理につながる場合がある
排水口のつまりは、洗濯機の故障の原因になるため排水ホースの交換は定期的におこないましょう。洗濯機の排水ホースを自分で交換する場合の料金は、ホースや部品代のみで、1,000円〜2,000円ほどの相場になります。業者へ依頼した場合でも、8,000円〜16,000円ほどの相場です。
長く放置し続けて、排水口からの水漏れや洗濯機の故障になった場合は、高圧洗浄の作業や洗濯機を新しく買い替えるなど高額になる可能性もあります。洗濯機の排水ホースは異変に気がつきにくい部分でもありますが、高額修理にならないよう、こまめに確認してください。
まとめ
洗濯機の排水ホースを交換するタイミングや、排水ホースを交換する手順などを解説してきました。排水ホースの掃除や交換は、簡単にできる作業です。定期的にお手入れをしておけば、排水ホースの劣化や亀裂なども早めに対処できます。
排水ホースは、取り外す機会があまりないからといって放置し続けてしまうと、悪臭や洗濯機の故障原因にもつながります。まずは排水ホースの状態をチェックしてみましょう。
もし排水ホースの状態が悪く、排水口の中からきれいに洗浄したい場合には信頼できる業者へ依頼してみるのも、おすすめな方法です。
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