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水のコラム

水道の元栓はどこにある?止水栓との違いも紹介

2022年11月29日 水回り

水道の元栓の場所を知っておくと、水漏れが発生した時に役立ちます。しかし、住んでいる建物によって元栓の場所が異なるため、知らない人もいるでしょう。また、元栓と止水栓の役割は非常に似ているので、明確な違いが分からなくても不思議ではありません。

この記事では水道の元栓が管理されている場所と、元栓と止水栓の違いにも注目します。開閉の方法も紹介するので、いざという時に備えておきましょう。

戸建てとマンションで場所が違う

冒頭でも伝えた通り、元栓の場所は戸建てとマンションで場所が違います。また、マンションとアパートでも場所が異なります。以下でそれぞれの元栓の場所をチェックしてみましょう。

マンションの場合
マンションの場合、玄関を出た先の壁に設置してある扉のついたボックス内にあります。場合によってはガスメーターと同じ場所に設置されている可能性もあります。

扉の中に水道の元栓があるので、ハンドルを時計回りに操作して元栓を閉めましょう。そして、反時計回りに回すと元栓が開くので、閉めた後は必ず回すようにしてください。

戸建ての場合
戸建ての場合は地面に埋まっているメーターボックスの中に元栓があります。蓋には「水道メーター」や「量水器」などと記載されているのでヒントにしてみてください。

操作方法はマンションで紹介したものと同じです。

アパートの場合
アパートの場合、設置場所は住居によって異なります。駐輪場や駐車場などの共用スペースにあることがほとんどですが、分からない場合は管理会社や大家さんに連絡して聞いてみましょう。

アパートは複数の住居の元栓をまとめて管理しているため、ハンドル操作は慎重に行ってください。自宅以外の元栓を閉めてしまうと、トラブルに発展する可能性があります。

したがって、事前に自宅の元栓かどうかを確かめなくてはなりません。方法としては、2つあるので作業前に実施してください。

まず1つ目ですが、水道メーターに部屋番号が記載されているかどうかを確認してみましょう。場合によってはタグが付けられていることもあります。

部屋番号の記載がない場合、パイロットをチェックしてください。パイロットはクルクルと回っていて、水を操作すると連動して稼働します。
自宅の水道を出している間にパイロットが回るのであれば、自宅の元栓です。

止水栓との違い

次は止水栓との違いを紹介します。まず、元栓ですが家全体の水の流れを止めることができるものです。本来元栓も止水栓ですが、水の供給を絶てるので元栓と呼ばれています。

対して止水栓は水の流れを個別に管理できるもので、トイレや台所、洗面所などに設置されています。ハンドルを回せば水の流れを調節できます。もちろん、水漏れ等で一部分の水を止めたい場合にも使用可能です。

元栓を閉めると自宅の水がすべて使えなくなってしまいますが、止水栓を閉めても自宅のすべての水が使えなくなるわけではありません。次は止水栓の場所を確認してみましょう。

キッチンの場合
キッチンの場合、シンク下の扉の奥に止水栓が設置されています。ハンドルが設置されているので、比較的分かりやすいでしょう。

キッチンによっては水とお湯の両方が出るタイプもあるので、キッチンの止水栓を閉める時はどちらも回らないところまで回しきって水の流れを絶ちましょう。

洗面所の場合
洗面所もキッチンと同様に、流し台の下に設置されています。構造もキッチンと同じです。

トイレの場合
トイレの止水栓は壁から突起が出ているものや、タンクの後ろにある壁にあるものと自宅によって異なります。また、便座のタイプによっては便座下部のカバー内に止水栓が収納されているものも存在します。

壁をチェックしても止水栓が見当たらない場合は、便座下部をチェックしてみましょう。そしてトイレの止水栓を止める方法は2つあり、同様に自宅によって異なります。キッチンや洗面所と同じくハンドルを回して止水栓を止める方法と、マイナスドライバーを使って止水栓を止める方法があります。

回す方向に違いはありませんが、マイナスドライバーを持っていないと止水栓が閉められない可能性があるので、予めチェックしておくのがおすすめです。

止水栓を操作する時の注意点

最後に止水栓を操作する時の注意点を紹介します。元栓の場合は水を出すか出さないかの2択しかありませんが、止水栓の場合は水を出しつつ流れを調整する作業が入るため、操作時には注意が必要です。

止水栓が回らない時がある
止水栓にサビや汚れが付着したまま固まってしまっている場合、止水栓が閉められない場合があります。とくに、マイナスドライバーを使ってトイレの止水栓を閉めようとしても、固くて回らずネジ穴が潰れてしまうケースはよくあるので注意が必要です。

どうしても止水栓が回らない時は、ウォーターポンププライヤーを使って止水栓の突起部分を掴んで回すのがおすすめです。ネジ穴が潰れてしまっても有効なので、試してみてください。

しかしながら、はさみ方が甘いと滑ってしまったり、強引に作業を行なうと止水栓が変形してしまったりする可能性があるので、気をつけてください。

そのほかの方法としては、シリコングリスを塗って止水栓を回しやすくする方法があります。潤滑油の役割があるので、止水栓が回しやすくなるでしょう。

使い方としては、止水栓に蓄積されているホコリ等の汚れを拭き取ってから塗布するだけです。

強引に止水栓を回さない
上記の方法を試しても止水栓が回らない時があります。万が一自分の力で止水栓が回せない時は、元栓を閉めて対応しましょう。

止水栓を強引に回そうとして故障してしまったり、配管にダメージを与えてしまったりすると、修理費用が高くなってしまいます。故障したパーツや部品を新品に取り替えなくてはならないためです。

少々生活が不自由になってしまいますが、状況によっては元栓を閉めることも視野にいれましょう。

業者に相談する
どうしても止水栓が回らない時は業者に相談するのもおすすめです。部品や配管の故障リスクを考えると、最初から業者に相談して対応してもらうのが安全であるためです。

また、必要な工具が家にない場合も充分考えられます。1から工具を揃えて自分で直してみた結果、業者に依頼したほうが安上がりだったケースもあるので、プロに依頼することも検討しましょう。

まとめ

元栓と止水栓は使い方が異なるので、用途に合わせて活用してください。しかし、無理な作業は禁物です。止水栓が閉まらない場合は元栓を閉めるようにしてください。そして、元栓の場所が分からない場合は大家さんや管理会社に連絡して対応を待ちましょう。
水漏れ等の修理を行う場合は、プロに依頼するのがおすすめです。かえってトラブルを大きくしないためにも、修理費を安く抑えるためにも、無理して自分で作業を行わないようにしましょう。

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